まごのてグローバル活動の3本柱の1つに、『渡航前事前教育サポート』があります。フィリピン人介護士が日本で働くためには、フィリピン国内で日本語の勉強をして、日本語検定試験に合格しなくてはいけません。まだガイドラインがはっきりと定まっていないのですが、おそらく半年は勉強しないと合格できない位の日本語レベルが求められると言われています。
半年間の合宿形式での日本語教育が想定されるため、まごのてグローバルは、フィリピン人介護士の皆様のために、おいしくて、栄養価の高い食事メニューと調理指導を行うサービスを提供します。そのための特別チームを作り、フィリピン人シェフと日本人栄養士を仲間に加えて、現在メニュー作りに取り組んでいます。
今回はトライアルで、私たちが作ったメニューを実際に提供してみようということで、約40人が入居している高齢者施設での給食ボランティア活動を行いました。
まずは早朝の買い出しから、
(五つ星ホテルのシェフ(Riz)と一緒に買い出しへ)
40~50人分の食材を買うのは結構大変だというのが分かりました。。それを見越したRizはちゃんと買い物サポート役の2人の兄弟を連れていていました、流石です。。
そして、前回グローバル介護士育成プログラムの研修先として使わせてもらったHouse of Somang へ。
利用者の方も笑顔で迎い入れてくれました。実はこの写真、利用者が利用者を拘束する衝撃の現場を目撃したのですが、話を聞いてみると二人は姉妹でして、車いすのおばあちゃんが椅子から落ちないようにひもで縛っていたようです。シートベルトのような感じですね(笑)
なのでピースサインです(^O^)
さて、今回の食材はこちら。
美味しくて栄養のある料理が売りですので、野菜もたくさん使います。
いよいよ調理開始!!
利用者さんも手伝ってくれました!
流石は5つ星ホテルのシェフ、手際よく下ごしらえをして予定より1時間も早くに出来上がりました。
嚥下が難しい利用者さんにはちゃんとミキサー食にします。
そして、ランチの時間
こちらの施設は養子も受け入れていて、小さな女の子がおばあちゃんの食事介助を自然なかたちで行っています。
利用者さんたちからは、『美味しい~』と高評価をいただきました。調理をしている私達も楽しく施設の方々と交流が出来ました。この給食アクティビティも『グローバル介護士育成プログラム』に加えていきます。
今回の給食ボランティアの活動を私のフェイスブックに公開したところ、別の施設からも給食ボランティアの依頼がありました。こうやって実績を積み上げていくことで、まごのてグローバルの認知度を上げていき、魅力的なサービスを創っていきたいと思います!!
グローバル介護士育成プログラムに興味がある方は是非お問い合わせくださいね!!