異文化の中で、学び、気づき、自分が変わる4日間
この研修が大切にしている考え方
この海外研修は、「海外に行くこと」や「違いを知ること」自体を目的にしていません。
私たちが大切にしているのは、異文化の中に身を置くことで、自分自身の介護観や価値観がどう揺さぶられるかです。
文化や言葉が違う環境では、日本では当たり前だった判断や関わり方が通用しない場面もあります。
その戸惑いや違和感こそが、介護職としての視野を広げる大切な入口になります。
「体験」だからこそ得られる学び
この研修は、講義中心の研修ではありません。
フィリピンの介護施設や教育現場を訪れ、現地の高齢者やケアワーカー、学生たちと同じ空間で過ごし、同じ時間を共有します。
・言葉が完全には通じない
・価値観が違う
・やり方も考え方も違う
そうした環境の中で、「どう関わるか」「どう伝えるか」を考える経験は、
日本の現場に戻ったあと、確実に実践力として活きてきます。
日本の介護を「外側」から見つめ直す時間
海外という立場に立つことで、初めて見えてくる日本の介護の姿があります。
・なぜ自分はこのケアを大切にしているのか
・日本の介護の強みとは何か
・それを他者にどう伝えられるのか
本研修では、こうした問いを自分の言葉で整理し直す時間を意図的に設けています。
これは、現場職員としてだけでなく、教育・指導・マネジメントに関わる方にとっても大きな意味を持ちます。
「伝える立場」になることで見えるもの
研修中には、参加者自身が発表者となり、
日本の介護や文化について現地で伝える体験を行います。
伝える立場になることで、
自分が何を大切にしてきたのか、
どこに専門性があるのかが自然と整理されていきます。
「伝える経験」は、介護観を深めるだけでなく、
日々の実践や人材育成に活かせる確かな軸をつくってくれます。
こんな方におすすめです
・異文化理解を、知識ではなく体感として深めたい方
・外国人ケアワーカーと関わる立場にある方
・日本の介護を客観的に見つめ直したい方
・現場力、教育力、マネジメント力を高めたい方
・今の自分の立ち位置を見直し、視野を広げたい方
この研修は、「スキルアップ」だけでなく、
人としての変化を伴う学びを求める方に向いています。
研修後に残るもの
4日間の体験は、帰国した瞬間に終わるものではありません。
多くの参加者が、研修後に
・外国人スタッフとの関わり方が変わった
・現場での判断に迷いが減った
・自分の介護観を言葉にできるようになった
といった変化を実感しています。
この研修で得られるのは、
答えではなく、これからの実践を支える視点です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 安全面は大丈夫ですか?
はい、安心してご参加いただける体制を整えています。
研修期間中は日本人スタッフがツアーアテンドとして同行し、全行程をサポートします。
移動はすべて専用ハイヤーを使用し、公共交通機関は利用しません。
行動範囲・スケジュールも管理された中で実施します。
Q2. 参加費以外に、トータルでどれくらい費用がかかりますか?
参加費には、宿泊費・食費・現地移動費・研修費・交流会費など、研修に必要な費用のほぼすべてが含まれています。
別途必要なのは以下の3点のみです。
- お土産代など:3,000〜5,000円程度
- 海外旅行保険:5,000〜7,000円程度
- 往復航空券:約5〜8万円程度(予約時期により変動)
費用の見通しを立てやすい研修ツアーです。
Q3. 英語が話せなくても参加できますか?
はい、問題ありません。
研修中は日本語でのサポートがあります。
言葉が完全に通じない環境だからこそ、非言語コミュニケーションや関わり方そのものを学ぶ機会になります。
Q4. 観光がメインのツアーですか?
いいえ、観光ツアーではありません。
ローカル体験はありますが、目的はあくまで介護・異文化理解の体験学習です。
一般的な観光では得られない現場体験を重視しています。
Q5. どのような方が参加されていますか?
介護職員、施設の管理職・リーダー、教育担当者、
外国人ケアワーカーの受入れに関わる方など、立場はさまざまです。
多様な参加者同士の対話も、この研修の大きな価値のひとつです。
Q6. 研修中の発表は必須ですか?
はい、原則として参加者全員に発表の機会があります。
難しい内容は求めていません。
日本の介護や文化を、自分の言葉で伝えることを大切にしています。
Q7. 一人で参加しても大丈夫ですか?
はい、多くの方がお一人で参加されています。
研修を通して自然に交流が生まれるため、初日から安心して参加できます。
Q8. 研修後、仕事にどう活かせますか?
外国人スタッフとの関わり方、現場での判断力、
教育・指導・マネジメントの視点などに変化を感じる方が多くいます。
研修後も実践に活かせる考え方の軸が残ります。
Q9. どのような内容の研修ですか?
介護施設や教育現場の訪問、現地ケアワーカーとの交流、
異文化ワークショップ、ローカル体験などを組み合わせた体験型研修です。
机上の学習では得られない気づきを重視しています。
Q10. 申込み前に相談はできますか?
はい、可能です。
不安な点や確認したいことがあれば、事前にお問い合わせください。
一人ひとりの状況に合わせてご案内します。
お申込み
日程・費用・プログラムの詳細は、下記チラシをご確認のうえ、
申込ページよりお手続きください。