そんな創造力に制限を受けていた時代であっても、会社が発展するための新しいアイデアを出し、企画を作っては日本人上司に相談をしました。今でも覚えていますが、そのすべての企画は【却下】です。なぜなら、前例がなく、将来起るかもしれない懸念事項を100%払拭できないからです。しかし、同じ企画をフィリピン人の社長に持っていくと、すべて【OK】、とりあえずやってみなよ、と言ってくれます。”日本人異業種交流会の開催〟〝大手日本企業との業務提携〟〝メディアを使ったネット集客〟などなど、上手くいかなかった企画もありますが、全体的には大成功だったと言えます、売り上げも2倍以上はあがりました。フィリピン人の社長が私の企画に対して【Yes】と言わないのパターンは、コストが掛かるときだけです。それ以外の企画はすべて【OK】でした。ニコニコしながらいつも、『OK, You can try it (やってみなよ)』と背中を押してくれることで、私はいつも勇気づけられました。
さて、未来が不確かで、且つ、変化の激しい今の時代、ますます過去からの知識や経験が役に立たなくなります。そんな時代にあって、マネジメントとは人の可能性を制限する【管理】ではなく、『OK, You can try it(やってみなよ )』と励まし、勇気づけをして、チームのやる気を鼓舞することなのではないでしょうか。そんな人に、人と情報が集まっていくのだと思います。