フィリピンでの生活

『グローバル介護士育成プログラム』参加者第一号!!

『グローバル介護士育成プログラム』参加者第一号の高谷さん

介護施設で10年働いていて、来年から大学で講師として『海外の福祉』という講義をされる予定、

その取材も兼ねて、フィリピンの介護事情を学びに来られました。

 

フィリピン到着と同時に居酒屋へ行き、『飲みにケーション』(笑)

お酒を飲みながら、『グローバル介護士育成プログラム』への参加の目的や

これからの将来の目標など話を聞きました。

この『飲みにケーション』のスキルは植野会長の5年間のご指導の下、私も学びました(笑) 

 

 

(飲みにケーションのプロ 植野会長)

 

 

 

翌日から、フィリピンでの高齢者施設研修

1日目、NPO法人経営高齢者施設

 

 

2日目、プライベートグループホーム

 

フィリピンの介護を見ることで、客観的に日本の介護を『知る』ことが出来ます。

私たちが普段何気なく行っている介護サービスの質の高さ、きめ細かさ、

が分かり自信が持てるはずです。

 

逆に、フィリピンが日本よりも優れていることもあります。

それは、語学力、プレゼンテーションスキル、エンターテイメント(人を楽しませる力)、

柔軟性などが挙げられます。

これらのスキルや必要性も、海外にでて初めて気づくことかと思います。

このプログラムは、介護研修だけでなく、

グローバル人『財』としての学びや気づきも含まれています。

語学力、プレゼンテーションスキルを学ぶために、

施設のアクティビティの企画や語学学校や日系企業でのプレゼンテーションをしてもらいます。

 

 

ただ視察するだけでなく、自分主体で参加することで、

本当の『学び』を得ることができると思います。

もちろん、参加者の希望に応じてプログラムを組んでいきますが、

必ず自己表現の場を提供することにしています。

 

私も高谷さんについて、このプログラムに同行しましたが、

日本とフィリピンの違いをすることで、両国が介護分野でも強くつながり、

お互いに補完しあえる国であることが分かりました。

 

最後に参加者第一号の高谷さんのプログラム感想を添付します、

高谷明子さん、ありがとうございました!!

 

[グローバル介護士育成プログラムに参加してみて]

私は、福祉大学を卒業後、介護施設で10年働いてきました。恥ずかしながら、私はフィリピンを”日本よりも貧しい国で、怖い”という印象を抱いていました。

多くのフィリピン人介護士が日本の介護施設に派遣されている実情は把握していたものの、実際にフィリピンの人に触れ合ったことがありませんでした。

今回の研修で、フィリピンの介護事情を知るとともに、フィリピンの人との交流、現地の日系コンサルタント会社、日本での就労を目指すための日本語学校、日本人オーナーのレストランなどを見学しました。

福祉以外での人々との出会いを通じ、日本とフィリピンとの繋がりの重要性を強く感じました。未来の日本の高齢者介護を支えるには、フィリピンの人と日本人との共存が大切であると強く思います。また、日本の高齢者を支えてくださるフィリピンの人に敬意を抱くことの大切さにも気付きました。

フィリピンの人はとても優しく、研修中に何人もアジア文化や異文化交流に興味を持たれている皆様、フィリピンは日本から4時間、時差1時間、可能性が広がる国です。そして、国と国を繋げ、人と人を繋げる架け橋こそ、グローバル介護士育成プログラムだと思えます。(高谷明子)

 

 

グローバル介護士

初めまして、グローバル介護士の福井です。

福祉系大学を卒業後、4年半アメリカで過ごし、2011年からフィリピンの首都マニラに住んでいます。社会人になってからは、日本よりも海外にいる時間の方が長くなりました。なぜ介護福祉士の私が海外にいるのかというと、日本の高齢化問題は日本国内にいては解決できないのでは?と考えたからです。

お年寄りが増え続け、若者が減っている国、日本。世界トップクラスの高齢化社会となった今の日本では、介護サービスを受けられない介護難民が年々増加しているという現状があります。しかも、介護士の給料の出どころが日本国にも関わらず、借金が毎年40兆円。これでは介護士の給料を上げることはかなり難しいですよね。当然のことですが、介護業界で働きたいと希望する若者は少なくなり、慢性的な人手不足になっていきます。ですが、こういった現状を前に、日本の介護業界の中にいては、なかなか解決策が見つからないのでは?と思っています。日本には介護保険という素晴らしい制度があります。ただその制度があるが故に制約が多く、イノベーションを起こしづらい環境とも言えます。ならばその外に出て、世界の視点から解決策を探そうと思い、私は日本を飛び出しました。

 

このような考え方は介護業界だけに留まるものではないと思います。急速に時代が変わっていく現在において、常識に疑問を持ち、非常識なことにチャレンジしていく柔軟性と創造力が大切だと考えています。

ちなみに、私の肩書を羅列しますと、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、指圧師、不動産ブローカー、ビジネスコンサルタント、食生活アドバイザー、元プロボクサー、そして趣味がアルゼンチンタンゴです。常識に縛られずに、いろいろなことにチャレンジしながら、その中で高齢者介護との関りについて考えています。

幸運なことに、私は、日本という国の「枠」、そして、介護業界という業界の「枠」の外側から、日本の高齢化問題について俯瞰した視点を持つことが出来ました。世界で初めて超高齢化社会に直面している日本、これから日本がどのような舵取りでこの問題を解決していくのかを世界が注目しています。外国人介護士の雇用、シニアの海外移住、AI、スマートロボットなど、続々と新しいツールが出てきています。グローバル介護士の視点から、これからの介護【Kaigo】について私の思ったこと、感じたことを書いていきます。

ハウスキーピング in Makati

みなさん、こんにちは!

今回はハウスキーピングについてです。

先月より、ご自宅をハウスキーピングさせていただける方をマニラにて探しておりました。

(※ハウスキーピングとは家事代行のことで、掃除、洗濯、洗い物等をするお仕事です)

誰がハウスキーピングをするかと言いますと・・・ 私、知野がご自宅に入らせていただきます!!

男性のハウスキーピングは日本でもあまり聞かないですし、マニラでも聞いたことがありません(笑)

また、日本人の皆さまはご自宅の家事はご自身でやられるため、なかなか家事に入らせていただく機会がありませんでした。

ですがそんな中、私の友人の方がご自宅のハウスキーピングをやらせていただけることになりました。

こちらがその方、Sさんです!今回、奥様とお子さま達が夏休みを利用しマニラに1か月ほど滞在されるということで、引き受けてくださいました。

【写真上】私の事務所の近くで日本のコーヒーショップのマネージャーをされています。今回も写真の修整等なく、「そのままでいいですよ!」とのお言葉に甘えて掲載させていただきました!ありがとうございます!!

ご自宅をお伺いしてビックリ!!とても大きなリビングルーム大きな寝室、そして大きなゲストルームまで!!

日本のマンションでもこれぐらい大きなご自宅はなかなか入ることができません。

早速、お部屋をお掃除させていただきました。事前に日本の家事代行について調べていましたが、場所が違えば、勝手も異なります。日本ではトイレは1つのご自宅が多いかと思いますが、こちらは大きなユニットバスが2つもあります。初めての経験だらけで楽しくなりますね!!

早速、お掃除に取り掛かります。まずは浴室からスタートです。

タイルや壁、トイレの裏も丁寧に拭いていきます。壁が白いので綺麗にしがいがあります!

次は洗面台。蛇口もピカピカにしていきます!!

 

こちらはリビングの様子。とても大きいですね!日本でこの大きさのお部屋のお住まいは、私はなかなかお目にかかったことがありません。これだけ大きいと毎日のお掃除も大変ですね。こちらもしっかりとホウキで綺麗にさせていただきました。

掃除も終わり、ひと段落したところで、「奥さまへ子どもは私が見ているので、お買い物でも行ってこられてはどうですか」とお声かけさせていただきました。お子さまがいるご自宅の様子、特に主婦でもありお母さんでもあると一日中子どもと一緒にいなければなりませんよね。これは私も分かってはいたのです、実際に一緒に時間を過ごさせていただくととても大変なことが良くわかりました。フィリピン人のメイドさんに聞いても子どもがいるかどうかは必ず確認しているとのことでした。お子さまの相手をしている間に奥様はお一人でお買い物に行かれ、束の間のお一人の時間を作ることができ、喜ばれました。

今回初のハウスキーピングをさせていただきましたが、家事は本当に大変ということが良くわかりました!主婦(主夫)の方々が毎日このような大変な作業を、子育てをしながら行っていられることに感動しました。家事をしながら仕事を両立させていく大変さを考えると、頭では”ここが汚れている” ”あそこを掃除したい”と思っていても時間や疲労からなかなか思うように行かないことが沢山あることが、自分自身にも当てはまります。それは私だけではなく、他の皆さまも同じような経験があることがわかりました。今回は試験的に行いましたが、今後、皆さまからもご要望をいただいた際には、ただの家事代行ではなく、そこに住まわれている方に、気持ちよく、そして満足していただけるように進めて参ります!!

最後になりましたが、ご自宅に伺わせていただきましたSさん、またSさんのご家族の方に御礼を申し上げます。(下写真はSさんご本人より許可を得て掲載させていただきました。ありがとうございます!!)

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